冬空に舞う堕天使と【リサ・クレイパス】
Devil In Winter (Wallflower Quartet)
リサ・クレイパス著 Lisa Kleypas
古川 奈々子訳
2006
2007年。ライムブックス
★★★★1/2
座布団:◇◇◇最高に面白い!
セントヴィンセント卿セバスチャン&エヴァンジェリン(エヴィー)・ジェナー
備考: 1845年-1846年イングランド。ヴィクトリア朝
スピンオフ:「壁の花」3作目。 くわしくはこちら。
「恋の香りは秋風にのって」の続編的傾向が強い。
ストーリー:
ある晩、セントヴィンセント卿のもとへ吃音のある赤毛の娘エヴィーが訪れた。
顔見知りだが話したことはなく、女たらしのセントヴィンセントでさえ避けるような地味な娘だ。
エヴィーは親戚から虐待を受けている上に無理やり結婚させられそうになってるという。
彼女は実の父の看病にいくために親戚の家の保護下から抜ける必要があると言ってセントヴィンセントに便宜上の結婚を申し込んだ。
エヴィーはセントヴィンセントがひどい男だと知っていたが、最悪の経済状態から抜け出すために結婚を断らないだろうと見越していた。
感想:
「恋の香りは秋風にのって」の最後のほうから続いてます。
セントヴィンセントがひどい経済状態で切羽詰ってるというのは前作で描かれてるのでエヴィーはそれを知ってるわけです。
スコットランドのグレトナグリーンは駆け落ち結婚のメッカ(?)なので英国ものヒストリカルにはよく出てきますね。
前作読んでると心配なヒーローですが、だんだん真人間になっていきます。
シリーズものなのに尻上がりにおもしろくなっていってます。
リリアン・・・何も見なくても・・・
指輪に刻まれた文字が二人にとっての真実になっていくところが素敵でした。
こういうのを読むとロマンス小説って最高、とか思ってしまいます。
クレイパスは本当におもしろいなあ。
キャム・ローハンはデイジーがヒロインの「春・・・」じゃなくて "MINE TILL MIDNIGHT"でヒーローになってます。
こちらも早く読みたいです。





















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