« いつもあなたがそばに【レベッカ・ウインターズ】 | トップページ | 2008年2月:月間アクセスTOP5 »

恋のたくらみは公爵と【ジュリア・クイン】




The Duke and I (Bridgerton 1)

ジュリア・クイン Julia Quinn
村山美雪 訳
2000年。
2008年ラズベリーブックス 。
★★★★1/2
座布団:◇面白い!

備考: リージェンシー 1813年。
シリーズ: 「ブリジャートン 1」くわしくは こちら。

サイモン・バセット(ヘイスティングス公爵)&ダフネ・ブリジャートン(子爵家長女。4番目)


ストーリー:
ダフネは社交界デビューして2シーズン目。
良き伴侶を見つけようとしている母親につれまわされるのにはいいかげんにうんざりしている。
ダフネは誰からも好かれるが、口説いてくれる人はいないのだ。
たまに求婚してくれる人がいても、変なのばかり。

ある夜、酔っ払った求婚者を思わずパンチでのしてしまうと、笑い声が聞こえた。
兄の親友のサイモンだった。
最近海外から戻ったばかりで大挙して押し寄せる令嬢と母親たちに辟易してるサイモンとダフネはお互いにつきあってる「フリ」をして周囲をごまかそうとする。

感想:
ママ・ヴァイオレットが率いるブリジャートン子爵家シリーズの一作目です。
知らなくても支障がないとはいえ、なんでシリーズ3作目(次男ベネディクトの話)から先に翻訳を出しちゃったんだろう?

原題は「公爵様と私」。
「王様と私」みたいですね。

ダフネは決してもてないわけではなく、3人の兄が厳しく見張ってるので求婚者が恐れをなして近寄ってこないだけです。
母親がパワフル過ぎて相手をびびらせてるきらいもあります。

一方、小さいときの吃音のせいで父親に疎まれて育ったサイモンは心に深い傷を負っています。
結婚するつもりもないし子孫を残すつもりもありませんが、愛情あふれた家庭で育ったダフネは彼の心を解きほぐしていきます。

結婚式前夜に母が娘のところを訪れて「おつとめ」について説明するところと、新郎が不能だと思い込んだダフネとサイモンのやりとりは笑いがとまりません。

シリーズ最初の作品らしく、一家総出の外出などもあり、キャラクター紹介にもなっています。
グレゴリーやヒヤシンスはまだこどもだけど、この子達がいずれ8,7作目のヒーロー・ヒロインになります。

はじめのころ展開がスローペースな感じがしましたが真ん中の決闘騒ぎくらいからはどんどんおもしろくなっていきました。
前半は(3.0)、後半は(4.5)という感じです。結局何にしよう。


The Duke and I (Bridgerton 1)The Duke and I (Bridgerton 1)


著者:Julia Quinn

販売元:Piatkus Books
Amazon.co.jpで詳細を確認する



|

« いつもあなたがそばに【レベッカ・ウインターズ】 | トップページ | 2008年2月:月間アクセスTOP5 »

ジュリア・クイン」カテゴリの記事

文庫(ヒストリカル)」カテゴリの記事

コメント

ともみさんのお勧めをいくつか買って読んでみて(ざっとしか読んでないのもあるけど)、私はこの「恋のたくらみは公爵と」がとても気に入りました(ヒーローはまさにROBだわ)。他のブリジャートンシリーズも全部良くて好きですが。私はよこしまな人が出てくるのがどうも苦手です。幸せな気分が損なわれるから。だから3男コリンが出てくるお話はペネロペとコリンの会話は面白いのに脅迫者の存在がいやでした。「あなたを夢見て」もいやな人が出てくるのでパスかなー。「密めやかな約束」はとてもHOTですけどいやな人が出ないのでとても面白くて好きです。ヒロインがかわいいし。それで、お願いがあります。何か楽しくてよこしまな人が出てこないブリジャートンシリーズみたいなお話のお勧めの本を教えていただけますか?

投稿: 渚 | 2009年6月29日 (月) 00時46分

渚さんへ
『あなたを夢みて』の「よこしまな人」というのがちょっと思いだせなかったです(今手元になくて)
ひょっとしたら婚約者のお母さんとかでしょうか?違うかも。
私はハーレクイン出身なのでかなり耐性があって、よっぽどひどくない限りスルーしちゃうんです。
だから渚さんとは「邪な人」という基準自体が違うかもしれません。
楽しいのというなら「エマの秘密に恋したら」とか悪い人が出てこないものといえば「赤い薔薇を天使に」とか「魔法製作所シリーズ」を思いつきましたがスルーしてるだけかもしれません。
不安だったら最初から買うより地元の図書館で探してみるのもいいかもしれないです。

投稿: ともみ | 2009年6月29日 (月) 12時02分

ともみさん、いつもすぐに返事を下さってありがとう。私はかなり歳なんで本の中でわざわざ気を揉みたくないというか、お気楽に若い子の恋愛話にうきうきしたいというか。はじめに読んだブリジャートンシリーズがあんまり楽しかったからちょっと夢見る少女になりすぎたのかもしれません。図書館には30年近く行っていないのですが今度行ってみますね。図書館だったら本屋さんではもう売られてないのもあるのかしら。ともみさんの楽しいののお勧めを探してみます。今日、本屋さんに行ったらtrue blood の原作本があったので買いました。そもそもともみさんのサイトを見つけたのは「トワイライト」に似た「true blood」の事を調べてた時なのです。最初の数ページ読んでみましたけどだいぶ「トワイライト」とは雰囲気が違いますね。まぁ、いっか。

投稿: 渚 | 2009年6月30日 (火) 00時19分

>渚さんへ
ハーレクインだとライバルとか当たり前に出てくるので私の場合慣れちゃってるんです(汗)
「邪な人」というのが性格異常者を指すのでしたらDVがあるものとかロマサス系は避けたほうがいいかもしれないですね。
図書館はおすすめですよ。私も最近は買い逃したものやよく知らない作家さんで、地元にあるものは借りてから気にいったものだけ買うようにしてます。
「true blood」は新訳が出てて、そちらはまだ買ってないですが、旧訳の『満月と血とキスと』なら記事を書いています。
確かに『トワイライト』とは違いますね。
ほのぼの系がお好きでしたらデビー・マッコーマーとかいかがでしょうか?図書館にはあると思います。(文庫になったものはあまり読んでませんが・・・)

投稿: ともみ | 2009年6月30日 (火) 21時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« いつもあなたがそばに【レベッカ・ウインターズ】 | トップページ | 2008年2月:月間アクセスTOP5 »