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リンダ・ハワード

あの日を探して【リンダ・ハワード】





After the Night

リンダ・ハワード / Linda Howard
林 啓恵訳
1995年 (原書)
2001年 二見文庫
★★★★☆
座布団:◇面白い!

Hero: グレイ・ルイヤード / プレスコットの名門一族当主。34歳。
Heroine: フェイス・デブリン・ハーディ / 主人公。26歳。赤毛の美女。

○備考: アメリカ南部(ルイジアナ州プレスコット)

●ストーリー
「おまえはクズだ。おまえの家族は全員クズだ。母親は娼婦で父親は飲んだくれの盗人ときた。ここを出て行け。そして二度と戻ってくるな」
12年前、故郷の町から追い出されたあの夜を忘れることはできない。

その日、母はグレイの父親と姿を消した。
保安官と一緒に来て一家を町から強制退去させたのはフェイスの憧れの人、グレイだった。
彼の目には冷たい蔑みがあった。
以来、一家は散り散りになり、フェイスは里親に引き取られ努力を重ね社会的にも成功した。
だが12年前の彼の台詞がいまだにフェイスを苦しめる。心の中で彼の声がこだまする。おまえはクズだ。
やっと居所をつきとめた母は、あの晩グレイの父親と駆け落ちしてないと言う。
母とは関係ないとしたらグレイの父親はどこにいったの?

町に戻って一家離散のきっかけになった謎を調べようとすると、グレイが現れ町から出て行けと言う。
もう二度と、追い出されるわけにはいかない。

●感想
父が出奔したショックで妹は自殺未遂し、家業もどうなるかわからないというストレスを抱えていたグレイにも同情しますが、小さな弟の面倒をみている14歳の女の子に言う台詞じゃないですよね。
たまたまいい里親に引き取られたからよかったようなものの、もっと悲惨な目にあう可能性だってあったんだし。
このヒーロー、12年前のことに関しては最後まで謝ってません。

この作品は重厚でおもしろいのですが、本の半分まで読めば犯人だけじゃなく動機と手口がわかってしまいます。惜しい。
だから途中からは意外性うんぬんよりも、過去と家族を背負ったふたりのロマンスが見物になります。いったん火がつくとやめられないとまらない。
公共の女子トイレで開こうとするドアを押さえながらって有名だけど、この作品にあったんですね。笑った。

訳文は全体的に好調ですが、ただひとつだけ「自動ピストル」というのは一瞬目がとまりました。
そのまま「オートマチック」でよかったのでは。
いや、海外ドラマじゃ「リボルバーかオートマチック」というのはよく出てくる台詞なのでつい。

夢のなかの騎士【リンダ・ハワード】



Son of the Morning

リンダ・ハワード著 Linda Howard
林 啓恵訳
1997年(原書)
2000年二見文庫
★★★★☆
座布団:◇面白い!


Hero: ナイル/スコットランドの戦士。
Heroine: グレース・セント・ジョン/アメリカ人の古文書専門家。


備考: 中世(14世紀。1322年)サスペンス、タイムトラベル


●ストーリー:
愛する家族は、グレースの目の前で殺された。
犯人はグレースの持つ古文書を探していた。
これが関係あるの?
追っ手から逃げ、姿を隠しながらグレースは古文書の翻訳をはじめた。


●感想:
14世紀のスコットランドと、現代(1997年)のアメリカが交互に描かれます。
夢のなかでは何度か会っていても実際に会うのは残り4分の1くらいになってからです。
それまでが長いだけに、後半はかなりHOTになってます。

最初の数十ページは14世紀と現代アメリカがどうつながるのかわかりませんでしたが、幸せな生活を送っていた普通の女性が追っ手をまきながら劣悪な環境で生きる知恵と技術を学んでいく課程はとてもおもしろかったです。

タイムトラベルの方法はかなり具体的で、体重と旅行年数にあわせた公式があったり、体の中の成分比をかえるための食事があったりして、最後は電気です。
14世紀から現代に戻るときは電気ないのにどうするんだと思ってたけど、結局なんだったんだろう。
結局電源なくてもいいってことですよね?

ところで、1945年にヒトラーを殺したのはヒーローなんだろうか?

クリスマスの青い鳥 【リンダ・ハワード】




クリスマスの青い鳥 Bluebird Winter
リンダ・ハワード Linda Howard
寺尾 なつ子訳

1987年(原書)Silhouette Christmas Stories
2000年「四つの愛の物語 2000クリスマス・ストーリー」
2003年「四つの愛の物語 3collection クリスマス・ストーリー2000 クリスマス・ストーリー」
2007年。「聖なる夜にあなたと」収録。MIRA文庫
★★★☆☆

Hero: デレク・タリフェロ/ 新生児の専門医
Heroine: キャスリーン・フィールズ/ ウェイトレス

備考: クリスマス

関連作: 「流れ星に祈って」の十数年後。他の関連作についてはこちら


カップリング: 他の収録作品についてはこちら

ストーリー:
キャスリーンは産気づいて苦しんでいたところを若くハンサムな医師デレクに助けられ自宅で出産した。
赤ん坊のことを理由にプロポーズされたキャスリーンは、女としての自信をもてないままデレクの妻になる。


感想:
デレクは少年のころからとてもよくできた子でしたが、大人になってからも気配りから何から完璧です。
欠点がなくて物足りないくらい。
通常よりもちょっと短いくらいのページ数。
リンダ・ハワードはまだこんなものじゃないだろうとちょっと辛めな点数になりました。

サラの娘とくっついてくれればよかったのにとちょっとだけ思ったのは内緒です。

大停電に祝福を【リンダ・ハワード】




Overload

リンダ・ハワード Linda Howard
上木 さよ子訳
1993年。Silhouette Summer Sizzlers 1993(原書)
1994年。サマー・シズラー'94 真夏の恋の物語
2006年。MIRA文庫「あの夏を忘れない」収録
「あの夏を忘れない」他の収録作についてはこちら

★★★★☆

Hero: トム・クインラン(セキュリティ会社経営)
Heroine: エリザベス・メイジャー(インテリア・デザイナー)

備考: 元さや(恋人)


ストーリー:
七月の木曜日。
気温40度を超えどこの会社もみな早引けをしている中、予定よりも遅くまで会社に残っていたエリザベスは、同じビルに会社がある元恋人のクインランといっしょにビルの中に閉じ込められてしまう。


感想:
再読です。
「サマー・シズラー'94 真夏の恋の物語」は確か一冊丸ごと「大停電の夜」というお題を与えられていて、停電の中でニュースを伝えようとするヒーロー・ヒロインのお話もあったと思いますが、このお話は停電のさなか、ひたすら愛し合ってます。この本でもこの話が一番よかった。

リサ・マリー・ライスのレンガ社長に落とされるまでは「絶●男ランキング暫定一位」の座を不動のものにしていたのが本作のヒーローです。
今回読み直して、最近の文庫ロマンスに慣れた目からみたら案外おとなしい描写だったのが驚きました。
回数はなかなかのものなんですけどねえ(何の話)。

Mr.パーフェクト【リンダ・ハワード】




Mr. Perfect

リンダ・ハワード著 Linda Howard
加藤 洋子訳
2000年。
2001年。二見文庫
★★★★1/2
座布団:◇面白い!

サム・ドノヴァン(刑事)&ジェイン・ブライト(会社員)


ストーリー:
30歳のジェインは仕事帰りに友達3人と「完璧な男」についてあれこれ話していた。
友達がそれをメモにとって。ワインを飲んで笑いながら。

それはあくまでもそこだけの話だった。
だがそのメモがそのまま社内報にのり、「ザ・リスト」と名付けられマスコミに追いかけられテレビにまで出ることになってしまった。

そのころから「お前はどの女だ?」という電話がかかってくるようになる。
誰も気にしてなかった。
一緒にリストを作った友達の一人が殺されるまで。

感想:
スリリングでテンポよくておもしろかったです。
ちょっと異色なのはヒロイン像。
3回の婚約と3回の破談経験をもち以来7年間も「ご無沙汰」。
(「ご無沙汰」という言葉は「時の旅人クレア」にも出てきたと思ったら翻訳者さんが同じ方なんですね)

汚い言葉を使うので使うたびに25セントを払い、小銭がなくなることもしばしば。
この汚い言葉というのが、翻訳者泣かせというのはわかるのですが、
「嘘こくな!」というのが出てきて驚きました。
この言葉は某字幕翻訳家が「チェンジング・レーン」という映画で
「嘘こくな!」「こいてない」という字幕にして
「どこの田舎のオヤジだよ!」とつっこまれてたのを思い出したから。
「嘘」を「こく」というのは私の住んでるところでは使わない表現なので違和感がありました。
(映画は「馬鹿こくな」のほうだったかも。この作品でも使われてるけど)

他にも「馬鹿こくな!」「朴念仁」「屁のカッパ!」「冗談こくな」「すけこまし」とののしり言葉が古風なんですわ。
ヒストリカルかと思った。
コンテンポラリーの30歳の女性というよりも60から70過ぎの女性みたいなんですもの(特にヒロインの年上の友達)。
腰くだけました。

作品はかなりおもしろいのに、気になってしょうがなかったです。


Mr. PerfectBookMr. Perfect


著者:Linda Howard

販売元:Pocket Star
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流れ星に祈って【リンダ・ハワード】




Sarah's Child (Hqn Romance)

リンダ・ハワード著 Linda Howard
岡 聖子訳
シルエット・ラブストリーム LS-88
1985年。2000年日本発売。2004年再発売。
2007年MIRA文庫。
★★★★1/2
座布団:◇面白い!

スピンオフ:サラの上司マクスウェルとデレク少年のスピンオフ一覧はこちら。


ストーリー:
キャリア・ウーマンなんてなりたくなかった。愛する夫とこどもに囲まれた母親になりたかった。
でもサラの夢は叶わなかった。
密かに愛していたロウムは親友ダイアンの夫になってしまったから。

年月は流れ、ロウムは妻子を亡くしサラとつきあうようになった。

ロウムのプロポーズの言葉はまるでビジネスのようだった。
愛ではなく友好を誓い「こどもはいらない」「しょっちゅう旅に出る」という男のプロポーズを受ける女がどれだけいると思う?
彼は同じベッドにすら寝てくれないのだ。

こんなプロポーズを承諾する女は気が狂った女だけだ。
そう、サラのような、愛に狂っている女だけ。



感想:
これ日本で発売されるまでに15年かかってるんですね。
1985年当時だってリンダは既に日本デビューしてたのに。理解不能です。
実はこの本も読んだと思い込んでましたが、実は読んでなくて数年うちの押入れに眠ってたという・・・
埃が入ってて保存状態もそんなによくなかったです。

妻にこどもができて「中絶してくれ」と言うヒーローははじめてみました。
しかもマジだし。
こどもが生まれてからも赤ちゃんの顔すら見ません。
父親がそんな状態でこどもに接してたら立派な虐待ですよね。
早いうちに気がついてよかった。

ヒーローの苦しみも理解できないわけではないけど、ヒロインはよく我慢したねと思います。

リンダ・ハワードは読ませます。泣けます。
でも不思議と再読しないのはなぜ。

ルーシー・ゴードンの「手紙」は設定が似てますがリンダのほうが先です。

Sarah's Child (Hqn Romance)BookSarah's Child (Hqn Romance)

著者:Linda Howard
販売元:Harlequin Books
Amazon.co.jpで詳細を確認する


リンダ・ハワード:スピンオフその1

日本語は本ブログの該当ページにリンクしてあります。


■Spencer-Nyle Co. Series

1. Sarah's Child (1985) 流れ星に祈って
(サラ)

2. Almost Forever (1986) 美しい標的
(マクスウェル)

3. Bluebird Winter (1987) クリスマスの青い鳥(「聖なる夜にあなたと」収録)
(デレク)


参考URL
http://www.fantasticfiction.co.uk/h/linda-howard/
http://en.wikipedia.org/wiki/Linda_Howard
Romance Cottageさま

真夏の恋の物語―サマー・シズラー (2002)




恒例夏の企画本。

収録作品:【愛してると伝えたい】リンダ・ハワード、【熱い砂の上で】ローリー・フォスター【ミステリー・ラバー】ヴィッキー・L.トンプソン


■愛してると伝えたい 
The Way Home
リンダ・ハワード Linda Howard(Linda Howington)
沢田 由美子 (著)

よくあるストーリーですが、短いのにヒーローの子供時代の心の傷まで描いてるので通常の長さのものを読んだときのような満足感があります。
リンダ・ハワードのはずなのに、クレジットのところはLinda Howingtonになってます。
他の本のクレジットをみてないけど、アマゾンじゃHowingtonはヒットしないんですよね…。

■熱い砂の上で
Body Heat
ローリー・フォスター (著) Lori Foster
三浦 万里 (著)

無人島遭難もの。
遠洋航海の船じゃあるまいし船から落ちた乗客がいるのになかなか助けにこないのがすごい。
気楽に読めました。

■ミステリー・ラバー 
Mystery Lover
ヴィッキー・L.トンプソン (著) Vicki Lewis Thompson
秋元 美由起 (著)

妹というよりは弟のような存在だったB・Jと、そうとは気がつかずに暗い洞窟の中で結ばれてしまったジョナス。
これぞ夏という感じの楽しめる作品でした。
テンプテーション420の「誘惑の残り香」は、ヒーロー兄とヒロイン姉の物語で、結婚式のために家出していた姉が帰ってきます。
感想はこちらです。

お話の時系列は「ミステリー・ラバー」のほうが先になります。


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