Holiday: クリスマス

クリスマス・ストーリー。

愛を信じないあなた【ヘレン・ブルックス】

Mistletoe Mistress

ヘレン・ブルックス作 Helen Brooks
高木 晶子訳

1998(原書)
1999年ハーレクイン・ロマンス R-1538
2005年ときめきの聖夜 3冊セット 3巻セット
★★★☆☆


Hero: ホーク・マレン/実業家
Heroine: ジョアン・クロフォード/アシスタント


○備考:クリスマス


●ストーリー:
休暇旅行から帰るとジョアンの務める出版社はホーク・マレンに売却されていた。
前の経営者を親のように慕っていたジョアンは反発するが、意外なことにパリの出版社を任されることになる。
ジョアンはホークが自分に興味を持っているのは気がついていたが深い関係になるのはためらいがあった。


●感想:
最近再読ばっかりしててロマンスをちゃんと読んでなかったのでリハビリになればと積ん読本の中から一冊。
ヒロインのキャラクターもしっかりしてるし、つまらなくはないです。ちょっと前の自分だったら4・0くらいは行くと思うけど気分的にあまりのれなかったので。

「Mistress」という単語で想像される関係はなかったのでちょっとびっくり。
その前の段階です。

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危険すぎる恋人/リサ・マリー・ライス



Dangerous Lover (Avon Red)

リサ・マリー・ライス著 Lisa Marie Rice
林 啓恵訳
2007年(原書)
2009年二見文庫
★★★★1/2
座布団:◇面白い!


Hero: ジャック・プレスコット(ベン)/元レーンジャー隊員。養父のセキュリティ会社を継ぐ。
Heroine: キャロライン・レーク/書店オーナー


備考: 元軍人。

シリーズ:「Dangerous 1」 くわしくはこちら。


●ストーリー:
弟が亡くなってはじめてのクリスマス。
両親の死後、没落した家を支えてきたのはキャロラインだった。
いまや家族はひとりもいなくなり、借金だけが残された。
書店の経営だけじゃ足りず、いまは家の部屋を貸して収入にあてている。

見た目はいいけれど、暖房も止まるし階段も壊れててあちこちぼろぼろな家。
そんな家でも貸さないとやっていけない。

みぞれ混じりの雪の降る中、新しい下宿人としてやってきたのは、くたびれた服を着た無精ヒゲの男。
凍えるような寒さにたいして上着はあまりにも薄く、着衣のまま眠ったように皺がよっていた。

結局、かかとのすりへったボロブーツが決めてになり、彼はキャロラインの家の新しい下宿人になった。

彼にはなにかがあった。どことなく…懐かしさというか。


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あなたに会えたから:キャサリン・アンダーソン




My Sunshine (Coulter Family)

キャサリン・アンダーソン Catherine Anderson
木下 淳子訳
2005年(原書)
2007年二見文庫
★★★★☆


Hero: アイザイア・コールター/獣医。コールター家の6番目。末っ子。
Heroine: ローラ・タウンゼンド/事故で失語症を患う。元環境科学者


備考: 事故で障害。失語症。

シリーズ: 「ケンドリック・コールター 6」くわしくはこちら。

●ストーリー:
ローラは5年前の事故ですべてを失った。
環境科学者としての未来、そして希望を。
事故でうけた脳のダメージは失語症という形で現れた。
知性への影響はないものの、「話す」、「読む」そして「数字を見たり計算すること」についての障害が残ってしまった。

今はガレージの上の家を借りて障害者手当をもらいながら何件もの犬の散歩をして生計をたてている。
獣医のアイザイアは、仕事をこなせるかどうか不安は残るものの動物との接し方がうまいローラを動物病院のケンネル・キーパーとして採用することにする。


●感想:
この家族のお話は前に5冊あるので、親戚が集まるとものすごい数になってます。
事故の後、軽い作業しかしたことがないヒロインが動物病院の仕事をすることによって失った自信を取り戻していきます。
料理や買い物、動物たちのシーンがよくて、ほのぼのしてます。
アイザイアは雇い主としての立場から、ローラは自分にひけめを感じてお互いに慎重な態度をとっていて、かけがえのない存在だというのがわかるまでがゆっくりと綴られます。
ヒロインはとても性格がよくて好感もてる人なので幸せになってよかったよかった。
後半がちょっとだけロマンティックサスペンス調。

表紙がとても好きです。

My Sunshine (Coulter Family)BookMy Sunshine (Coulter Family)

著者:Catherine Anderson
販売元:Signet
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おせっかいなゴッドマザー:シャンナ・スウェンドソン




Damsel Under Stress

シャンナ・スウェンドソン Shanna Swendson
今泉 敦子訳
2007年(原書)
2008年創元推理文庫
★★★★1/2
座布団:◇◇とても面白い!


Hero: オーウェン・パーマー/(株)MSIの研究開発部理論魔術課の責任者
Heroine: ケイティ・チャンドラー/(株)MSIに勤める平凡な女の子

作者別名: サマンサ・カーター

備考: パラノーマル

シリーズ:「(株)魔法製作所 3」 詳しくはこちら。

ストーリー:
オーウェンとつきあいだしたケイティはふわふわとした幸せをかみしめていた。
そんな彼女の前に現れたのはフェアリー・ゴッドマザー。
あのシンデレラをまとめたという伝説のゴッドマザーだ。
なのに彼女のおせっかいでデートはいつも台無し。
オーウェンがクリスマスに実家に呼んでくれたのをいいことに離れられると喜んでいたが・・・


感想:
翻訳がいいのでとっても読みやすいです。
ゴッドマザーが重ね着に重ね着を重ねてわけのわからん格好になってたり、オーウェンがケイティを盾にするので何かと思ったら娘といっしょにきた近所の母親が魔法をかけようとしていたとか、とっても楽しい一冊。
彼の実家を訪れることになったケイティが「尋問される」と構えてたりするのはどこの国も同じだと思いました。
犬や猫にたいしても優しいオーウェンはとても恥ずかしがりやで、じれったいけどすてきな王子様でした。

Damsel Under StressBookDamsel Under Stress

著者:Shanna Swendson
販売元:Ballantine Books (P)
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ミスター・シンデレラ【 スーザン・ウィッグス】




Cinderfella

スーザン・ウィッグス Susan Wiggs
杉山 志保訳  
1996年(原書)Merry Christmas, Baby!
1997年「四つの愛の物語 ’97 クリスマス・ストーリー 」
2006年。「白い雪の誓い」収録。MIRA文庫
★★★☆☆


Hero: ジョン・パトリック・ライリー(ジャック)/ 「クーリエ」誌の記者
Heroine: マデリン・ラングストン/ 「クーリエ」誌のオーナー兼編集長

備考: クリスマス、上司と部下(男女逆)

カップリング: 他の収録作品についてはこちら

ストーリー:
「力にならせてくれ、君は命の恩人だから」
強盗から救った年配の男性が用立ててくれたスーツで、ジャックはマデリン・ラングストンのパーティーに出席した。
コンタクトレンズを外したマデリンはジャックが誰だか気がつかないまま一夜を共にする。


感想:
ジャックは青少年の更正センターの手伝いをしていて、「青少年の更正センターに寄付をしてもらう」という条件で低い給料なんだそうです。
なかなかできることじゃないですね。
大金持ちの女性と(どちらかというと貧乏な)青年という、逆シンデレラもの。
現代のサンタ・クロースは仕立て屋さんなんですね。(ユダヤ教徒の)

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一七七三年の聖夜【ノーラ・ロバーツ】




In from the Cold

ノーラ・ロバーツ Nora Roberts
矢吹 由梨子 訳
1990年(原書)Harlequin Historical Christmas Stories
1991年。「クリスマス・ストーリー'91 四つの愛の物語」収録
★★★☆☆


Hero: イアン・マクレガー/反英分子「自由の子」メンバー
Heroine: アランナ・フリン/未亡人


備考: 18世紀(1773年)アメリカ。マサチューセッツ州ボストン周辺

関連作: マクレガー家シリーズの番外編。11作目。

カップリング:他の収録作品についてはこちら。

ストーリー:
1773年12月。
未亡人のアランナが納屋にいくと、怪我をした男が干草の中で寝ていた。
起こそうとするといきなりアランナの手をひっぱって短いキスをし、気を失った。
彼の名はイアン・マクレガー。
スコットランド出身で、反英運動に身を投じていた。
家族を戦いで失っているアランナにとってはもっとも近づきたくない男だった。

感想:
マクレガー家シリーズは11作も出てたんですね。これは11作目。
舞台は18世紀でほとんど番外編です。

ヒーローは怪我をしてるのに関わらず即唇を奪うし、動けるようになると即プロポーズ。
プロポーズされるや否や相手に殴りかかる気丈なヒロイン。

ノーラ・ロバーツは昔から何作か読んでますが、私には合わない作家さんのようです。
だからこの作品も「読めないわけじゃないんだけど、ごめんなさい」でした。


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愛という名の贈り物【キャンディス・キャンプ】




Tumbleweed Christmas

キャンディス・キャンプ Candace Camp
矢吹 由梨子訳
1989年(原書)Harlequin Historical Christmas Stories
1990年「四つの愛の物語 ’90 クリスマス・ストーリー」(クリスティン・ジェイムズ名義)
2006年「白い雪の誓い」収録。MIRA文庫(キャンディス・キャンプ名義)
★★★★☆


作者別名: クリスティン・ジェイムズ/ リサ・グレゴリー/ キャンディス・キャンプ

Hero: ダニエル・マッケンジー/ 牧場主。40才くらい
Heroine: メリンダ・バラード/ 未亡人

備考: 19世紀(1895年ごろ)アメリカ。テキサス州パンハンドル
カップリング:他の収録作品についてはこちら。


ストーリー:
幼い息子を抱えて苦労している未亡人のメリンダは町で「マッケンジー爺さんが料理人を探している」と聞いた。
なんでもひどい気難し屋の女嫌いで男の料理人しかおかないのだという。
老人が怒りっぽいのは珍しいことではない。
メリンダはもうそんなことにかまってはいられなかった。

雇ってもらうため牧場におしかけ、高い足場の上にいる男に向かって必死で料理上手を売り込んだ。
やっとのことで雇ってもらったが、姿が見えると仰天した。
「マッケンジー爺さん」は実はぜんぜん年寄りではなかったのだ。


感想:
クリスティン・ジェイムズ名で発表されたとき読んでるので再読です。
テキサスでは「爺さん」と呼ばれていても年齢とは関係ないそうです。

料理人兼掃除婦として雇われたメリンダがめちゃくちゃになってる家をきれいにしてたくさんいる牧童たちのためにいろんな料理を作るところが好きです。
ウエディングドレスを染めて仕立て直してダンスパーティー用のドレスにしたり、昔の少女小説にあるような工夫と慎ましさが魅力でした。


A Bride by Christmas: Home for Christmas / The Wise Virgin / Tumbleweed ChristmasBookA Bride by Christmas: Home for Christmas / The Wise Virgin / Tumbleweed Christmas


著者:Heather Graham,Jo Beverley,Candace Camp

販売元:Harlequin Books
Amazon.co.jpで詳細を確認する


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白い雪の誓い Christmas Anthology 【アンソロジー】




2006年。MIRA文庫

■収録作品■
(本ブログに記事があるものはテキストからリンクしています)


・ 一七七三年の聖夜 / ノーラ・ロバーツ

・ 愛という名の贈り物/ キャンディス・キャンプ

・ ミスター・シンデレラ / スーザン・ウィッグス


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ジョニの魔法【メアリー・リン・バクスター】

Joni's Magic

メアリー・リン・バクスター Mary Lynn Baxter
霜月 桂訳
1992年(原書)Silhouette Christmas Stories
1993年「四つの愛の物語 ’93 クリスマス・ストーリー 」
2007年「聖なる夜にあなたと」収録。MIRA文庫
★★★★☆


Hero: ブース・ラーソン/ 元森林警備隊員
Heroine: レイシー・マディソン/ アーカンソー州のキャムデンにある書店の店長

備考: クリスマス、怪我ヒーロー

カップリング: 他の収録作品についてはこちら


ストーリー:
書店の店長のレイシーはレンタルの返却本の中にブース・ラーソン宛のカードの請求書と私信がはさみこまれているのを見つける。
ブース・ラーソンは人嫌いで感じの悪い男だったがレイシーの娘のジョニが怪我したときに思わぬやさしさを見せる。

そのことがあってからは娘がブース本人と飼い犬になついてしまい、ちょこちょこ顔を合わせることになってしまう。


感想:
「聖なる夜にあなたと」に収録されている三つの作品の中ではこれが一番好きでした。
レイシーの4歳の娘ジョニがかわいいです。

仕事で大怪我をして以来人を遠ざけてるブースもジョニを遠ざけることはできません。
大人二人の会話がつまったときもジョニが空気を和らげます。
こども(ジョニ)と犬(スパイク)には誰も勝てないのです。

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モミの木の下で【デビー・マッコーマー】

Let It Snow

デビー・マッコーマー Debbie Macomber
遠藤 玲子訳
1986年(原書)Silhouette Christmas Stories
1988年「四つの愛の物語 ’88 クリスマス・ストーリー」
2003年「 四つの愛の物語 1collection クリスマス・ストーリー’88 クリスマス・ストーリー」
2007年。「聖なる夜にあなたと」収録。MIRA文庫
★★★★☆

Hero: スレード・ガーナー/ ビジネスマン
Heroine: シェリー・グリフィン/ サンフランシスコの州裁判所の速記者。シアトル出身。

備考: クリスマス

カップリング: 他の収録作品についてはこちら


ストーリー:
故郷シアトルに帰るための飛行機が遅れ、仕方なくレンタカーで帰ることに決めたシェリー。
最後の一台だったため、同じ飛行機の乗客スレードと乗り合わせることに。
猛吹雪の中シェリーの家までたどり着くが発とうとすると車がスリップして溝に落ちてしまい、スレードは仕方なく除雪車がくるまでシェリーの家で過ごすことに。


感想:
シェリーの家ではやさしいお父さんが待っています。
お父さんと娘の会話がよく、サンドイッチ、クッキーにホットチョコレートなど食べ物がおいしそうです。
小品ですがほのぼのした作品です。


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クリスマスの青い鳥 【リンダ・ハワード】




クリスマスの青い鳥 Bluebird Winter
リンダ・ハワード Linda Howard
寺尾 なつ子訳

1987年(原書)Silhouette Christmas Stories
2000年「四つの愛の物語 2000クリスマス・ストーリー」
2003年「四つの愛の物語 3collection クリスマス・ストーリー2000 クリスマス・ストーリー」
2007年。「聖なる夜にあなたと」収録。MIRA文庫
★★★☆☆

Hero: デレク・タリフェロ/ 新生児の専門医
Heroine: キャスリーン・フィールズ/ ウェイトレス

備考: クリスマス

関連作: 「流れ星に祈って」の十数年後。他の関連作についてはこちら


カップリング: 他の収録作品についてはこちら

ストーリー:
キャスリーンは産気づいて苦しんでいたところを若くハンサムな医師デレクに助けられ自宅で出産した。
赤ん坊のことを理由にプロポーズされたキャスリーンは、女としての自信をもてないままデレクの妻になる。


感想:
デレクは少年のころからとてもよくできた子でしたが、大人になってからも気配りから何から完璧です。
欠点がなくて物足りないくらい。
通常よりもちょっと短いくらいのページ数。
リンダ・ハワードはまだこんなものじゃないだろうとちょっと辛めな点数になりました。

サラの娘とくっついてくれればよかったのにとちょっとだけ思ったのは内緒です。

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聖なる夜にあなたと【アンソロジー】




2007年MIRA文庫

■収録作品■
(本ブログに記事があるものはテキストからリンクしています)

・ クリスマスの青い鳥/ リンダ・ハワード

・ モミの木の下で/ デビー・マッコーマー

・ ジョニの魔法 / メアリー・リン・バクスター

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七年目の誘惑【チェリー・アデア】




Take Me

チェリー・アデア   Cherry Adair
小長光弘美訳
2002
2004年。ハーレクイン・ブレイズ BZ-13
2008年。ハーレクイン文庫
★★★★1/2
座布団:◇面白い!

ジョシュア・ファルコン(実業家)&ジェシカ・アダムズ(ウェイトレス&インテリア・デザイナー)


備考: 便宜結婚

ストーリー:
「僕と結婚してくれ」
「はい?」
ウェイトレスのジェシーは「いとこに会社を渡さないために今すぐ結婚しなければいけない」という男と結婚した。
彼は始終ジェシーの名前を間違え、ラスベガスでの式が終わった一分後には花嫁を放り出した。
一度も彼女の目をみることもなく。

七年後。
弁護士を通じて夫に連絡をとってもらうと「こどもがほしいなら費用はいくらでも出すから人工授精するように」と言われた。
他人のこどもをもらってこいというなんて。

ジェシーがほしいのは、妻の顔すら覚えてないジョシュアのこどもなのに。


感想:
正式な「妻」が正体を隠したまま、籍だけの夫の期限付きの「愛人」になるお話。

夫は妻の名前を「ヴェラ」と間違えて覚えてて、ジェシーも当時とは髪の色が違います。

ジョシュアは名目だけ既婚者なのをいいことに毎年毎年愛人を変えてて、ジェシーをそれに据えてしまいます。

ジョシュアは一人で住んでるのに愛人とは同じベッドでは眠らないので「愛人」は朝の3時に起こされて家に帰されてしまうんです。
つらい。
非情な上にパイ○カットまでやってやがるので、ジェシーが妊娠したら追い出してしまいます。
別れた後、ヒロインがおいていくクリスマスプレゼントと手紙に泣けました。

設定がひとひねりしてるので新鮮でした。

○つけたし
これ・・・怪しげな「玉」が出てくるんですよ。
「誘惑のシーク」で使われたのとたぶん同じもの。
いくら「千年以上前の手作りのもの」とか「傷はないし完全に殺菌されてるから」と言われてもねえ。
「何人使ったか考えるのも嫌。使えない」というヒロインの反応は普通だと思うけどなあ。

このへんがさすがブレイズ。

Take Me (Blaze)
Take Me (Blaze)Cherry Adair

Harlequin Mills & Boon 2003-09-05
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迷子のガラスの靴【デイ・ラクレア】

迷子のガラスの靴―シンデレラの舞踏会〈2〉 (ハーレクイン・イマージュ)
迷子のガラスの靴―シンデレラの舞踏会〈2〉 (ハーレクイン・イマージュ)Day Leclaire 高橋 庸子

ハーレクイン 1998-12
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Accidental Wife (Enchanted)
デイ・ラクレア 高橋庸子 訳

1996年。1998年日本発売。
ハーレクイン・イマージュ I-1203
★★★★1/2
座布団:◇面白い!

「シンデレラの舞踏会 2」くわしくはこちら。

ストーリー:
ヨーロッパから帰ってきたばかりのジョナは両親から弟のエリックが社員のニッキ・アシュトンに夢中になり、ふたりでネヴァダ州に向かったと聞いて驚いた。
ニッキ・アシュトンは「シンデレラの舞踏会」に向かったと聞かされ、「シンデレラの舞踏会」が何か知らないジョナは二人が駆け落ちしたと思い込み、追いかけていくことにする。
一方、ニッキはエリックをあきらめさせるため、すぐ夫になってくれる人を探すため舞踏会に出ていた。


感想:
ジョナはヨーロッパに長い間いってて、帰ってきたばかりのCEO。
ニッキはその会社の社員だからオフィスラブでもあるんですよね。

デイ・ラクレアの本は短いながらもロマンティックでユーモアがあって、よくできた少女マンガを思わせます。
いくらでも書き込めそうなところをサラっと受け流し、会話でクスっと笑わせて、ほのぼの。
名人が作った薄いピンクやブルーでできた砂糖菓子のような一編です。

Accidental Wife (Enchanted)Accidental Wife (Enchanted)

著者:Day Leclaire
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宿り木の下で君と【ヴィッキー・L.トンプソン】




The Nights Before Christmas

ヴィッキー・L.トンプソン著  Vicki Lewis Thompson
すなみ 翔訳
2001年。日本発売は2002年。
2007年にハーレクイン文庫で再発売。
★★★★☆


ストーリー:

恋人とひどい別れをした後、半年たってもスーザンの心は癒えていなかった。
友達は新しい恋ができるようになるまでアパートの便利屋グレッグを頼ったらいいという。
アパートの女はみんなそうしてるのだと。
信じられない。

もしそうだとしても人を利用するつもりはないし、それほど経験豊かな男性ならスーザンなどまっぴらごめんだろう。

浴室の水漏れでしかたなく電話すると、工具箱片手にやってきた彼は相変わらずとっても、とってもすてきだった。


感想:
グレッグは大学在学中に父親が亡くなって大学をやめ、ずっと働いています。
グレッグは自分の仕事が好きで(重要)知的でやさしい男性です。
カサノヴァタイプじゃないので、大丈夫。

彼って飼い猫にブラウニングの詩を読んであげたりするんですよ。
ヒロインじゃなくても「こういう人が家で待っていてくれたらどんなにいいだろう」と思ってしまいます。
フィクションならいいけど実際にいたら勘弁というロマンスヒーローもいる中、この作品のヒーローは地に足がついてます。

グレッグの前だからこそ大胆になれるというスーザンのHOTさもよかったです。

テンプテーションの表紙もきれいです。
レジに持っていく勇気は必要だけど。




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永遠のイブ【リン・グレアム】



The Winter Bride
リン・グレアム Lynne Graham
上村 悦子訳
1997年(原書)
1998年ハーレクイン・ロマンス R-1435
★★★★☆


画像は2005年の「ときめきの聖夜」所収。3冊セットの復刊です。


ストーリー:
誰のこどもかわからない子供を妊娠したと言われ、窃盗の罪をかぶったアンジーは住み込んでいた屋敷を追われた。
執事だった父は何もしてくれなかった。

数年後アンジーがオーペアとして働く家にレオがやってきた。
屋敷にこどもと一緒に来いという。
彼はお屋敷の跡取り息子で、アンジーの子供が彼の子供だとは信じてない。

感想:
ミシェル・リードの「追憶の重さ」(1991年)と設定が似てるのでよくごっちゃになりますね。

違う点はこちらのほうが
・ ヒロインが貧乏(住み込みのオーペアという名目だが実際は低賃金の使用人)。
・ ヒロインの父親が執事で存命。
・ 窃盗の罪を背負ってる。
・ 子供はヒーローの子供じゃないと吹き込む男がいる。
・ お屋敷の老主人が存命。

こんな感じかな。
「追憶の重さ」を再読したらもっと出てくるかもしれません。

リン・グレアムらしいおもしろい作品です。

最近リン・グレアムが続いてるのは自分にとってリンの再読ブームだから。
最近再刊されるリンの本はおもしろいのが入ってるんですもの。

The Winter Bride (Lynne Graham Collection)BookThe Winter Bride (Lynne Graham Collection)

著者:Lynne Graham
販売元:Harlequin Mills & Boon
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クリスマスと幼なじみ【デビー・マッコーマー】



The Forgetful Bride

デビー・マッコーマー Debbie Macomber
霜月桂訳
ハーレクイン・イマージュ I-761
クリスマス・ロマンス・ベリーベスト XVB-2(復刊)
★★★★1/2
座布団:◇◇◇最高に面白い!

ストーリー:
「先に結婚してからじゃないとだめ」
わたしはまだ八つだけど、そういうことはちゃんと知ってるの。
胸に抱きしめたバービー人形も結婚前に男の子とキスするのは反対してるわ。
「わかった、わかった。それじゃ結婚しよう」
そう言って兄の親友ジョゼフとケイトリンは森の要塞で結婚して誓いのキスをした。


20年後。
オフィスに出入りしてる現場監督がケイトリンのネームプレートを見ると何がおもしろいのかにんまり笑いかけてきた。
いらだたしげな視線を向けるとずうずうしくも片目をつぶってみせた。
「それで最近は誰とキスしてるんだい?」

あのジョゼフだ!こどものとき以来会ってないからわからなかった。
冗談好きな彼はオフィスのみんなに私たちの結婚をふれまわった。

そういうこと言っちゃだめ。だって私は同僚のポールが好きなんだから。


感想:
今でも時々読み返す大好きな作品。
こどものシーンも飛行機チケットのエピソードもニコニコしてしまいます。
ジョー(ジョゼフ)の家のクリスマスも印象的。

最後のオチも効いてます。
私にとって名作のひとつです。

最近再刊されました。とてもうれしいです。

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届かなかったプロポーズ【リン・グレアム】



The Christmas Eve Bride (Mills & Boon 100th Birthday Collection)

リン・グレアム
Lynne Graham
井野上悦子訳
★★★★☆

2002年クリスマス・ストーリーズ収録
再刊された「熱いクリスマス」は「過去をなくした天使」と「届かなかったプロポーズ」の合本。
両方アタリの合本です。

ストーリー:
週末に滞在した富豪の家でロッコは2年前に別れた愛人のアンバーを見つける。
アンバーが二人の仲をマスコミにリークしたのが原因で別れたのだった。
庭師だというが怪しいものだ。
アンバーはロッコに激しい敵意を見せた。


感想:
これは男が悪い。
アンバーをストーカー扱いして別れたので、これじゃ赤ちゃんのこととか言えなくなります。
一人で育てているアンバーは裕福な姉が近くにいるので赤ちゃんを預けられるとはいえ、一階にカーテンもないような暮らしをしています。
妊娠していたことを告げると中絶したのかと真っ青になるロッコがツボ。


「シークレット・ベイビー」


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過去をなくした天使【リン・グレアム】



The Sicilian's Mistress

リン・グレアム
Lynne Graham
山田有里 訳
(画像は再刊された「熱いクリスマス」
★★★★☆


ストーリー:
ジャンニ・ダンジェロは彼の子供を妊娠したまま行方不明になった愛人のミリーを空港で見つけ、ショックを受けるが、彼女は「フェイス」だといいはる。
両親と暮らしてて婚約者と結婚間近だという。

ミリーには両親はいなかったはずなのに。


感想:
「記憶喪失」+「シークレット・ベイビー?」
2001年度のクリスマス・ストーリーズに収録された作品です。

ミリーを取り戻そうとするジャンニが彼女を憎んでて、戻ってきても復讐を考えてるのがポイント。
あほかいな。
普通のより分量が多く、いつものグレアム節とはいえおもしろかったです。

フェイスの両親は気がつくのが遅すぎます。いくらなんでも。

「届かなかったプロポーズ」といっしょに収録されていて、どちらもおもしろいお得本でした。

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遠まわりの初恋【ルーシー・モンロー】




The Rancher's Rules
ルーシー・モンロー作 Lucy Monroe
翔野 祐梨訳
★★★☆☆


ストーリー:
はじめて会った日、グラントは6歳のゾーイをオオヤマネコから救った。
そんな小さな子供が牧場をうろついていたのは、出荷されようとしていたペットのフラワー(牛)を助けるためだった。
11歳のグラントはレーシングカートを買おうとためてたお金でゾーイの父からフラワーを買いとり、ずっとゾーイの面倒をみてきた。

ゾーイが19歳になったときにキスしたら、彼女は逃げ出してしまった。
それからはお互いに友情の枠から超えないようにつきあってるが、ゾーイが男と出かけるとグラントは心穏やかではいられなかった。


感想:
これがルーシー・モンロー?と意外に思ったくらいほのぼのロマンスでした。

ベジタリアンのヒロインと牛のお肉を売ってる牧場主。

双方の親がくっつけたくてしょうがなかったというのも後でわかってきます。
友情を壊したくないあまりにお互いに踏み込めなかったカップルです。
(ルーシーというよりもダ○アナのイメージに近いです)


The Rancher's Rules (Harlequin Presents: Marriage and Mistletoe)BookThe Rancher's Rules (Harlequin Presents: Marriage and Mistletoe)


著者:Lucy Monroe

販売元:Harlequin Books (Mm)
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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クリスマス・ブライド【デイ・ラクレア】

クリスマス・ブライド (ハーレクイン・イマージュ―シンデレラの舞踏会 (I1396))
クリスマス・ブライド (ハーレクイン・イマージュ―シンデレラの舞踏会 (I1396))デイ・ラクレア

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Long-lost Bride (Enchanted)

デイ・ラクレア  Day Leclaire
吉田洋子 訳
ハーレクイン・イマージュ I-1396
★★★★1/2
座布団:◇◇◇最高に面白い!

シリーズ:「シンデレラの舞踏会 5」 くわしくはこちら。


感想:
「シンデレラの舞踏会」シリーズの一編。

チャズは3歳の娘を引き取るために1週間以内に結婚しなければならなくなった。
そんなとき、「シンデレラの舞踏会」の招待状が送られてきた。
送った相手はわかってる。
レイフだ。
チャズは9年前「シンデレラの舞踏会」でレイフの妹シェインと出会い、愛し合ったがレイフに引き裂かれた。

シンデレラの舞踏会では出会った相手とすぐに結婚することができる。
チャズは招待を受け、そこで仮面をつけた女と即座に結婚の約束をするが、その女がシェインとは気がつかなかった。
シェインの義理の姉エラが寝室にやってきて彼女の名前を呼ぶまで。

9年も離れていたので、チャズはかたくなになってます。
引き裂かれた9年の間毎年1通ずつシェインにあてて書いていた手紙が胸をうちます。

レイフの3歳の娘を迎える準備をしながら、使用人の心をほぐしたり、デイ・ラクレアのヒロインは心優しいですね。

ほのぼのとして切なくて、とてもよかったです。


Long-Lost Bride (Thorndike Large Print Harlequin Series)

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ギリシアの聖夜【ルーシー・モンロー】



【ギリシアの聖夜】 The Greek's Christmas Baby

ルーシー・モンロー作 Lucy Monroe
仙波 有理訳
★★★★☆

ストーリー:
イーデンは夫アリスティドとニューヨーク旅行中に交通事故にあった。
イーデンが離婚話を持ち出してすぐトラックがつっこんできたのだった。
夫は三日間昏睡状態になり、意識を取り戻してすぐ会いにいったが彼は記憶をなくしていた。
他のことはちゃんと覚えていたのに「妻」のことだけ。


感想:
「愛と憎しみのギリシア」のスピンオフ。感想はここです。
セバスチャンの弟のアリスティドがヒーローです。

妻だけがわからないという、めちゃくちゃな記憶喪失です。
愛してるから離婚を言い出されたことを思い出したくなかったんですね。

妻のことを考えると思い出したくないような気がして、悪女だったんじゃないかとさえ思ってます。
このへんの誘導には秘書も絡んでますが。

元恋人をそのまま雇うな。その前に秘書に手を出すな。捨てるなとつっこみたいです。

兄夫婦も母親も妻のイーデンの味方というのが心強いですが、まわりにいわれないと気がつかないのかといいたいくらい鈍感力です。
母親の「ばかな子」がきいてます。
兄も弟もばかちんです。

これだけハードカバーになってて高いけど面白かったです。


The_greeks_christmas_babyこの表紙だったらレジに持っていけません><


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真夜中の男【リサ・マリー・ライス】




Midnight Man
リサ・マリー・ライス (著)
上中 京 (翻訳)
2004年(原書)
2007年扶桑社ロマンス
★★★★1/2
座布団:◇◇とても面白い!

シリーズ:「ミッドナイト 1」 くわしくはこちら

今読み終わりました。

絶○男ランキング1位更新です。
私の中で今まで一位だったリンダ・ハワードの「大停電に祝福を」を超えました。

とんでもないんですもん。
時間が…(笑)

ネットでいろいろ検索してると「レンガ壁破壊社長」とか「下半身爆走社長」とか言われてるのがよくわかります。

ストーリーは元特殊部隊で除隊して警備会社をしてるヒーローがインテリアデザインの仕事をしてるヒロインのところへオフィスを借りにくるところからはじまります。

はじめてみたときから天然バイ○グラ状態だったヒーローはヒロインとはじめての打ち合わせをかねた夕食の帰りに玄関先で奪ってしまいます。
レンガ壁破壊するし、とんでもない相手と応じてしまった自分自身にヒロインはとまどってしまいます。
(そりゃこわいわな)

そうしてるうちに、ヒロインが住んでるビルに殺し屋が入り込み、おびえたヒロインはヒーローに助けを求めます。
殺し屋をきっちりしとめてくれるヒーロー。いい仕事してます。
警察に話をしてる途中でも襲われるヒロインに、ただごとではないとヒーローが持ってる山小屋にかくまいます。

すっごくHOTでした。
評判聞いてから買ったところもあったけどHOTですね。燃えてるというか。

頭の中ではやさしく、ゆっくりと思って予定をたてていながらいざとなると爆走してしまい、女性とちゃんとつきあったことがない男が自分の女を守るために命がけになってくところとかスリリングでした。

エンタテインメントとしてよくできてますね。
テンポがよくて長さもちょうどいいです。

セクシーな作品を送り出すことで有名な出版社Elloras Caveから出ています。
続編はこの作品にも出てる元海兵隊員の刑事バド、名前だけ出てる元部下コワルスキのお話になるようです。

リサ・マリー・ライスという作家はロマンス小説を多数出してる作家の別名だそうです。
ロマンスのジャンルでは使ってはいけない言葉と制約があって、それから自由になるためにこの名前を使ってるようです。
確かに「うは」という台詞がありましたね。



Midnight Man


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